2015年10月21日
常温乾燥技術で野菜や果物の魅力を引き出すベジアの菓子開発
常温乾燥技術を使って野菜や果物の風味や栄養成分を残した菓子を開発し、好評を博している
常温乾燥技術とは、熱を加えたり凍結したりするほかの技術と違い、
乾燥機内を40度前後に保ち、流体力学を応用して風を調整し、
果物や野菜を自然に近い状態で乾燥させ、粉末に加工することができる技術である。
この技術により、野菜や果物の風味や栄養成分を損なわずに保存することができる。
ベベジアは山形大学の城戸教授が社長を務めるベンチャー企業で、
常温乾燥技術を使って野菜や果物のパウダーを製造し、
栄養満点・香り高い野菜パウダー・フルーツパウダーを提供している。
ベジアは県内の農産物の有効活用に弾みをつけたいという思いから、県内の製菓会社と共同で菓子の開発に取り組んでいる。
ベジアが最初に開発したのは、広島産のレモンを
常温乾燥させ粉砕した材料を加えた焼きドーナッツである。
このドーナッツは、レモンの酸味とほろ苦さを活かした風味が特徴で、
8月に販売を開始したところ、好評を博した。
1か月で約1万4千個を売り上げるという成果を出した。
ベジアはその後も、庄内特産のだだちゃ豆を使った焼き菓子や餅などを試作し、
年末までに商品化を目指している。
菓子開発に協力している鶴岡市の有限会社木村屋の吉野佐長は、
「常温乾燥は野菜や果物の本来の味覚が味わえる技術で、消費者のニーズにこたえられる」と有望視している。
城戸教授は、常温乾燥技術を使って野菜や果物の魅力を引き出すことで、
県内農業の6次産業化にも貢献したいと語った。
また、ベジアのVEGEA(ベジア)は常温除湿乾燥技術を通じ野菜嫌いな子供に栄養をしっかりとってほしい親御様、
美容やアンチエイジングに興味関心のある方、
ペットに無添加で高い栄養素を与えたい飼い主の方などにもおすすめだと紹介した。
VEGEA(ベジア)の
VEGEA(ベジア)は常温除湿乾燥技術を通じ
高栄養素かつ高い香りを持つ 野菜パウダー・フルーツパウダーを 製造販売しています。
野菜嫌いな子供に栄養をしっかりとってほしい親御様
美容やアンチエイジングに興味関心のある方
ペットに無添加で高い栄養素を与えたい飼い主の方
に価値の高い野菜パウダー・フルーツパウダーを
提供してまいります。