2018年11月25日
乾燥舘山りんご菓子コンテスト 1位に清水さん(東京)輝く
酸味と甘さを生かした「恵みの果実」が入賞
山形大学の城戸教授と鹿野准教授らが開発した「常温乾燥技術」で
レーズンにしたデラウェアを使ってスイーツを作るレシピコンテストが開催され、
県立米沢栄養大学1年の戎谷さんが考案した
「レーズン尽くし、さっぱりカスタードのタルト」が最優秀に選ばれました。
戎谷さんは「添え物になりがちなレーズンの魅力を引き出し、メインに引き立てる調理を心がけた」と感想を語りました。
戎谷さんは、先月の米沢市特産の「舘山りんご」を使った
スイーツコンテストでも「舘山りんごとキャラメルのレアチーズケーキ」のレシピでグランプリに輝いており、2冠を達成しました。
戎谷さんは「栄養管理士になり、将来的には菓子店を出したい」と夢を語っています。
今回のコンテストの結果が、戎谷さんの夢を後押しすることでしょう。
このコンテストは、新たな特産品づくりにつなげようと、
山形大学や県立米沢栄養大学、同市内の企業などが主催し、全国からアイデアを募集しました。
米沢牛、舘山りんごに続く3度目の今年は県内他の東京や滋賀などから35点の応募があり、
書類選考で実際に調理、試食する本選出場者8人を決めました。
常温乾燥技術は、高温や真空などを使わずに、
水分を含んだ食品を乾燥させることができる技術です。
レーズンにしたデラウェアは、色や香り、栄養素が損なわれずに保存できるという特徴があります。
この技術を活用したスイーツは、健康や美容にも良いと期待されています。
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