2015年10月21日
新型常温乾燥技術で素材の味や風味を維持
木村屋とタカハタ電子と連携、年内にも一般販売へ
米沢市の山形大学発ベンチャー企業のベジアは、
風を自在に操って野菜や果物を粉末加工できる新型常温乾燥技術を活用し、
だだちゃ豆の焼き菓子などを販売したと発表した。
鶴岡市の木村屋、米沢市のタカハタ電子と連携し、
年内にも一般販売する予定で、本県の新たな土産品として定着させたい考えだ。
ベジアは、自然に近い状態で乾燥させて
素材本来の味や風味を維持できるのが特長の常温乾燥機を開発している。
新型機は、浮遊菌対策の機能を内蔵したほか、
ドア部分に耐熱ガラスを用いており、開閉せずに乾燥状態を確認できるなどの使い勝手が上がった。
新型機を活用し、木村屋は今夏、
広島県産のレモンを使ったドーナッツを限定販売した。
パウダー化したレモンは本物の味がすると好評だったという。
新たに本県農業の活性化を目的にだだちゃ豆に注目し、粉末を材料にした餅菓子や焼き菓子を作った。
豆の風味を強く感じられる商品が出来上がった。
10月20日の定例会見で、ベジアの城戸教授・吉野社長・安房社長は、
だだちゃ豆の焼き菓子を披露した。県の2014年の調査によると、
県内の観光施設で県産農産物を原材料とした土産品は、約半数が県外で製造されている。
このうち、菓子類は約7割が県外製造で、
吉野社長は「山形県の農産物を菓子として作り、地産地消の面でいい流れを作りたい。
県外産の菓子が多い中、山形のお菓子の意地を見せたい」と抱負を語った。
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